2015.12.13(SUN)

子供の頃から街を歩いているときは大抵、
「前を歩いている人と私の体、首から下でシャッフルした瞬間」を
できるだけ細かく想像して遊んでいる。
体の重さ、指の感覚、内臓の位置、骨の並び方。
それらが一瞬で入れ替わったときの感覚って。
使い慣れない機体に一瞬バランスを崩すだろう。
転んでしまうかもしれない。

入れ替わった体がもし自分よりもスタイルがよかったらとても嬉しいだろう。
でももしかしたら数年後に発症する病気の種が潜んでいるかも。
もしかしたらものすごく手先の感覚が鈍い体かもしれない。
全く眠れない体だったら、食べたら吐く癖があったら。

たくさんの「もしも」を想像して、
結局最後は自分の体が良いや、という結論に戻ってくる。
そういう遊び。